こうしたタイへの進出ブームの中で1つ絶対に忘れてはいけないことがある。謙虚な姿勢を持ち続けることである。日本を飛び出しタイで稼がせてもらっているのだから。川村さんは言う。
「タイビジネスで、特にサービス業で成功しようと思ったら、まず、タイ人を尊敬し、タイ社会に貢献し、喜んで頂くために、全力努力する、それを認めてもらう。そして、結果として会社が利益を享受するというような姿勢が、必要だと思います」
「上から目線では、何も生まれません。特に若いタイ人は、優秀で、努力家です。実力的にも、能力的にも、情熱的にもほとんどの日本人は(自分も含めて)、全敗です」
「よその国で商売させてもらい、食べさせてもらうのだから、当然のことだと思うのですが、タイとタイ人をなめたまま、生活だけをエンジョイし、2~3年したらハイ帰国、という勘違いの駐在員が多いような気がします」